住宅ローンは繰り上げ返済しないのも一つの方法! 3つのデメリットを紹介します

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僕が契約している住宅ローンは、「借入金額が約2,800万円」で「総支払金額は約3,400万円」です。これをもとに計算すると、利息だけで「約600万円」も払うことになってしまいます。

住宅ローンとしては比較的普通だと思うのですが、よーく考えてみると「一生のうち丸1年は利息を支払うためだけに働いている」ということになってしまいます。そう考えるとゾっとしますよね?

そこで出てくるのが、繰上返済という選択です。月々の返済とは別にまとまったお金を返済することで元本を減らし、結果的に支払う総利息を減らすことができるわけですね。

このようにとっても素敵な繰上返済なのですが、実はデメリットやリスクもあります。これを知らずに繰上返済し続けると、「こんなはずじゃなかったのに……!」ということにもなりかねません。

住宅ローンの繰上返済に入れたお金を使うことはできない

繰上返済するということは、手元のお金を銀行に渡すということです。当然ですが、銀行に渡った時点で自分のお金ではなくなってしまいますから、必要なときに使えなくなってしまいます。

「いつでも使えるお金がある」というだけで精神的に落ち着いていられる方は多いと思います。気持ちの問題でなくても、家族の病気やケガなど大きなお金が必要になるときがいつやってくるかはわかりません。

死亡した場合、繰上返済したお金は返ってこない

住宅ローンを組むときは「団体信用生命保険」に入ることになります。「万一、住宅ローンを組んでいる人が死んでしまった場合は、それ以降の住宅ローンを免除しますよ」という保険です。これによって残された家族は莫大な借金を背負うことなく、安心して家に住み続けられるのですね。

ところが、繰上返済をしていてもしていなくても、死亡すれば住宅ローンは免除されます。そうであるとすれば、まとまったお金を繰上返済にまわさないで手元に残しておいたほうが、家族にとっては安心です。

住宅ローン控除の効果が減るかもしれない

「住宅ローン控除」とは、住宅ローンの年末残高の1%が所得税から控除される制度です。あくまで概算ですが、10年間の年末時に4,000万円のローン残高がある場合、10年間で最大400万円も控除されます。(細かい条件がありますが、ここでは割愛します)

繰上返済をするということは年末時の住宅ローン残高が減るということでもあります。つまり、住宅ローン控除の効果が減るということでもあります。

一般に20017年6月現在の低金利下では繰上返済せずにお金を貯めておき、11年目に一気に返済したほうが得になるとされています。ただし、ご自身が納めている所得税や住民税によっても異なるので、どちらがいいかは契約している銀行に聞いてみるといいでしょう。

ちなみに僕は、毎年3月に一定額の繰上返済をしています。ここまで説明してきた事実は重々承知のうえなのですが、やはり「多額の借金をしている」という事実に気持ちが耐えられません。

もしかしたら将来まとまったお金が必要になるかもしれませんし、僕が急に命を落としてしまうかもしれません。大きなお金をどんどん銀行に渡してしまっていることについては妻に申し訳なく思いますが、その代わりとして積立貯金と積立投資、株式投資をおこなっています。

繰上返済にはメリットもデメリットもあります。しっかり天秤にかけたうえで、繰上返済するかどうかを決めるといいのだと思います。

この記事は、こちらの本を参考に書きました!

夫婦で読む 家を建ててお金持ちになる家族、貧乏になる家族

資金計画の立て方から諸費用を節約する方法、正しい住宅ローン選びの方法まで、家を買うときのお金に関することをほぼすべて解決できる本です。

この本があれば、仕事で疲れているにもかかわらず、眠い目をこすって毎日インターネットで難しいことを調べる必要はなくなります。高いお金を払ってファイナンシャルプランナーに相談しなくても、自分自身でお金の悩みを解決できるようになります。家を購入する前にぜひ読んでおくといい一冊だと思います。

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